※この内容は2005年8月7日に開催された第一回全国ツバメサミットについてのものです。

緑は自然の健康度との考えの基に、行政、民間が一体となって北陸の環境を守ろうとしました。
このキャンペーンの一環として実施されたのがこのツバメ調査です。
ツバメはみなさんご存じの通り、人々の暮らし、自然環境と密接な関係があり、その変化を敏感に反映する生き物です。いわば変化を告げる「語り部」として、ツバメの生息状態を観察すれば貴重な環境変化の生物指標となると考えたからです。
昭和46年5月に行われた調査には、石川・富山両県の小学校6年生それぞれ約1万五千人、計3万人が協力することとなり、その結果は各小学校、市町村教育委員会、県教育委員会、県の農林部出先機関、石川県野鳥の会などによりまとめられました。
その後、石川県では47年度から健民運動推進本部が主催者となり、「ふるさとのツバメ総調査」がスタートしました。なお、このようなことから、昭和46年度の調査は通算の回数にはいれず、47年度を第1回としております。
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